巨人・杉内コーチ 高橋礼について「ちょっと左に対策されてるから、こっちも考えなきゃいけないですね」

[ 2024年5月5日 18:59 ]

セ・リーグ   巨人2―4阪神 ( 2024年5月5日    東京D )

<巨・神>力投する高橋礼(撮影・大森 寛明)
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 巨人の杉内俊哉投手チーフコーチ(43)が2―4で敗れた5日の阪神戦(東京D)後、高橋礼ら投手陣について語った。

 この日は先発右腕・高橋礼が3回、近本に先制2ランを許すなど一挙3点を失い、5回6安打3失点(自責2)で移籍後初黒星。1日のヤクルト戦(東京D)に先発して5回7安打4失点で今季初勝利を逃し3敗目を喫した赤星は2番手として6回の1イニングを無失点に抑えた。

 3番手左腕・大江は今季初登板だった前日4日の同戦に続いて2試合連続で3者凡退。1日のヤクルト戦で3者凡退デビューを飾っていた育成出身の20歳右腕・京本は2―3で迎えた8回に4番手として登板したが、最初に打席へ迎えた大山に右翼フェンス直撃の二塁打を許すと、続く前川に左前適時打されてプロ初失点。9回は5番手左腕・今村が3者凡退で仕留めた。

 杉内コーチとの試合後の一問一答は以下の通り。

 ――高橋礼について。

 「ね、ちょっと左に対策されてるから、ちょっとこっちも考えなきゃいけないですね」

 ――5回3失点と粘った。

 「まぁ、粘って、やっぱちょっと左に苦しそうだから、ああいうふうに並べられるとちょっとね、ランナーが続いてるっていう感じになっちゃうんで、そこはちょっとバッテリーコーチと相談しながら、次回どうするか考えます、それは」

 ――攻め方。

 「それを乗り越えないと1年間ローテーションなんて回れないんで、そのなかでも相手が対策してきてもやっぱ抑えられるピッチャーになってほしいんで」

 ――京本について。

 「勝負球が高めに浮いたんでね。あれをもっといいとこに投げたかったんでしょうけど、もっといい変化球もありますしね。いろいろ選択肢はあったんだろうから。打たれるとね、やっぱり反省できるんで。あれがフォアボールになっちゃうと、もう反省できなくなっちゃうんで。打たれたことに関しては多分監督もなんとも思ってないと思う」

 ――赤星は。

 「赤星はちょっとあの位置でやっていこうかなと思います。1軍にはね、やっぱ必要な戦力なんで、赤星は。コントロールもいいし」

 ――先発で赤星が投げていたところに堀田を?

 「まぁ、そうですね。あの辺でやるのかなとは思うんですけどね。大勢がいないんでね。全部前倒しになってるんで、ピッチャー陣が。その穴埋めをどっかでやってくれたらいいなと思うんですけど」

 ――大江は。

 「大江が今いいんでね。ああいうふうに左が来た時にポンと出せるんで」

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