巨人・高橋礼 3失点直後に自ら意地の中前打 同一シーズン2安打目はプロ7年目で初、打率.182

[ 2024年5月5日 15:12 ]

セ・リーグ   巨人―阪神 ( 2024年5月5日    東京D )

<巨・神>3回、高橋礼は安打を放つ(撮影・沢田 明徳)
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 巨人の高橋礼投手(28)が5日の阪神戦(東京D)で今季6度目の先発登板。3回の第1打席で中前打を放ち、プロ初の同一シーズン2安打目をマークした。

 0―0で迎えた3回、近本に先制2ランを許し、ソフトバンクから移籍後、初被弾。佐藤輝にも適時打を打たれて一挙3点を失った。

 だが、その裏、まずはバットで意地を見せた。1死走者なしの場面で入った第1打席だ。相手先発右腕・才木が投じた149キロの高め直球を中前へ。今季2安打目をマークした。

 4月14日の広島戦(東京D)では相手先発右腕・ハッチから5年ぶり安打となる遊撃への内野安打を放ち、続く萩尾の逆転2ランでプロ初得点を記録。投手らしからぬ一塁への全力疾走で内野安打をもぎ取る姿勢が逆転弾を呼び込み、笑顔を見せていた。

 その安打が2019年のプロ初安打以来、5年ぶりとなる通算2安打目。パ・リーグはDH制のためソフトバンクでは通算6年間で4打席しか立ったことがなく、通算打率.250(4打数1安打)だったが、今季はこの日の第1打席で打率.182(11打数2安打)としている。

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