巨人・高橋礼 5回自責2で3勝目ならず 近本に移籍後初被弾、3回に3点先取許す

[ 2024年5月5日 15:55 ]

セ・リーグ   巨人―阪神 ( 2024年5月5日    東京D )

<巨・神>5回を終えた高橋礼(右)・小林バッテリー (撮影・西川祐介)
Photo By スポニチ

 巨人の高橋礼投手(28)が5日の阪神戦(東京D)で今季6度目の先発登板。3回に近本から先制2ランを浴びるなど一挙3点を失って5回6安打3失点(自責2)で降板し、4月14日の広島戦(東京D)以来3試合ぶりとなる今季3勝目を逃した。

 4試合連続で小林とバッテリーを組んでマウンドへ。

 だが、3回だった。先頭・木浪に左前打され、犠打で1死二塁。ここで打席に入った近本に1ボール2ストライクからの4球目、高めスライダーを右翼スタンドへ叩き込まれた。

 これがソフトバンクから移籍後6試合目で初被弾。さらに中野、佐藤輝にも連打されて3点目も失った。

 それでも4、5回は無失点に抑えて援護を待った。0―3で迎えた5回には味方打線が梶谷、小林の連打で無死一、三塁と好機を築き、門脇のセーフティースクイズが決まってまず1点。

 なおも1死二塁で高橋礼に打席が回ると、阿部監督は代打に長野を起用し、高橋礼はここで降板となった。なお、長野が初球を左翼線へ適時二塁打として2―3と1点差に迫っている。

 高橋礼の投球内容は5回で打者23人に対して90球を投げ、6安打3失点(自責2)。2三振を奪い、与えた四球は2つだった。

 4月7日のDeNA戦(東京D)で6回3安打無失点と好投し、ソフトバンク時代以来1086日ぶりとなる待望の今季初勝利。同14日の広島戦(東京D)も7回2安打1失点の快投で2連勝を飾った。前回登板した同28日のDeNA戦(横浜)では被安打1ながら3連続を含む7四球と荒れて5回途中2失点で降板、勝敗は付かなかった。

 ▼高橋礼 先制点を与えてしまったこと、流れを相手に与えてしまったことは大きな反省点だと思います。次回は先に点を与えない、もっと粘り強く投げれるように頑張ります。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年5月5日のニュース