巨人、反撃及ばず こどもの日に敗れて2年ぶりの阪神戦同一カード3連勝逃す 高橋礼が初黒星

[ 2024年5月5日 16:52 ]

セ・リーグ   巨人2―4阪神 ( 2024年5月5日    東京D )

<巨・神>9回、今村の登板を告げる阿部監督 (撮影・西川祐介)
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 巨人は反撃及ばず、2年ぶりの阪神戦同一カード3連勝ならず。貯金が1に減った。

 今季3勝目を目指した先発右腕・高橋礼が3回、近本から移籍後初被弾となる先制2ランを浴びるなど、一挙3点を失って5回6安打3失点(自責2)で降板。

 打線は0―3で迎えた5回、梶谷、小林の連打で無死一、三塁の好機を築くと、門脇のセーフティースクイズが決まってまず1点。なおも1死二塁で高橋礼の代打・長野が初球を左翼線へ適時二塁打として2―3と1点差に迫った。

 さらにこの回、1死二塁、2死一、三塁と好機が続いたが、前日サヨナラ打の吉川が初球を打って左飛に終わり、追いつくことはできず。

 8回には、1日のヤクルト戦(東京D)で1回無安打無失点デビューを飾っていた育成出身の20歳右腕・京本が先頭・大山に右翼フェンス直撃の二塁打を許すと、続く前川に左前適時打されてプロ初失点し、リードを広げられた。

 高橋礼は移籍後初黒星。ソフトバンク時代の2019年以来となる開幕3連勝を逃している。

 なお、巨人は昨季阪神戦で6勝18敗1分けと大きく負け越し。昨季阪神戦では1度もカード勝ち越しがなく、同一カード3連勝なら2022年4月以来となるところだった。

 ▼高橋礼 先制点を与えてしまったこと、流れを相手に与えてしまったことは大きな反省点だと思います。次回は先に点を与えない、もっと粘り強く投げれるように頑張ります。

 ▼長野 みんながつないでくれたチャンスだったので、何とか点にという気持ちでした。得点につながり良かったです。
 

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