【関西大学野球】広陵出身の近大1年・谷本颯太が奮闘V撃「状況判断できる」春3連覇へ新2番が躍動

[ 2024年5月5日 19:22 ]

関西学生野球第5節1回戦   近大2―1立命大 ( 2024年5月5日    ほっともっと )

<立命大・近大> 6回、近大・谷本は勝ち越しの適時打を放つ (撮影・須田 麻祐子)
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 昨春王者の近大が立命大を2―1で下して先勝した。

 打線が3安打と苦しんだ中で奪った2得点を守り切った。1点差勝利の立役者は、広陵(広島)出身で「2番・三塁」で先発した谷本颯太(1年)だ。

 1打席目は、初回無死一塁から犠打を成功させて直後の先制打につなげた。さらに同点の6回無死三塁では中前へ決勝の勝ち越し打を放った。

 光元一洋監督は「谷本が良かったですね。待球すべきところで待てたり、セーフティーバントの構えをしてほしいなと思ったところでしてくれたりする。そういう状況判断ができるので2番がいいかなと思った」とたたえた。

 谷本は広陵で2年春、3年春夏と計3度甲子園に出場。今春は前節の同大戦から「2番・三塁」で3試合連続先発出場するなど、1年生ながら三塁の定位置定着を狙えるだけの存在感を見せている。

 前節で敗れた首位・同大を追走すべく、同監督は「3安打だったけど、アウトになる内容は悪くなかった。上向く)兆しは見えてきたと思います」と春3連覇を見据えた。

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