大谷翔平 ブレーブス戦第1打席は空振り三振 前日に指揮官にポルシェのミニカー贈呈

[ 2024年5月5日 10:16 ]

ナ・リーグ   ドジャース―ブレーブス ( 2024年5月4日    ロサンゼルス )

<ドジャース・ブレーブス>初回、三振に倒れたドジャース・大谷(撮影・光山 貴大)
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 ドジャースの大谷翔平投手(29)が4日(日本時間5日)、本拠でのナ・リーグ東地区6連覇中の強豪ブレーブス戦に「2番・DH」で先発出場。第1打席は空振り三振に終わった。

 初回の第1打席は1死走者なしで迎えた。昨季12勝を挙げたメジャー3年目の右腕ブライス・エルダーに対し、ファウル、見逃しであっさり追い込まれると、縦に鋭く落ちるスライダーにバットが空を切った。

 この日の試合前には大谷がロバーツ監督にポルシェのミニカーをプレゼントしていたことが明かされた。大谷は背番号「17」を譲ってくれた同僚・ケリーの妻に高級車で知られるポルシェをプレゼントことで知られる。ドジャースの日本生まれ選手の最多本塁打記録(7本塁打)を持つ指揮官は「昨日、贈り物をもらったんだ。私のドジャースのアジア記録を間もなく破ろうとしている選手だ。ポルシェをオフィスに持ってきた彼が素晴らしい小さなポルシェをくれた。彼が車を買ってくれたことは事実。机の上に置いてある」とミニカーであることを種明かし。ほのぼのとするジョークに取材の輪は爆笑で包まれた。

 次の「目標」は、アジア選手最多の崔煕渉(チェ・ヒソプ)の15本塁打となる。指揮官は当初「アジア記録」の認識だったが、記者からの指摘で認識を改めた監督は「翔平はその記録も抜くだろう」と期待していた。

 カード初戦となった3日は1点を追う延長10回1死二塁から起死回生の同点適時打。塁上では昨年3月WBCの準決勝メキシコ戦をほうふつさせる雄叫びで鼓舞し、チームは延長11回に4―3でサヨナラ勝ちした。

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