【九州六大学野球】福岡大が無傷の6連勝 2年生右腕・朝吹がエンジン全開!無四球完投

[ 2024年5月5日 06:00 ]

九州六大学野球   福岡大5-1北九大 ( 2024年5月4日    小郡 )

1失点完投勝ちで今季4勝目を挙げた福岡大・朝吹、チームも無傷の6連勝
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 福岡大が北九大を5―1で下し、無傷の6連勝。2年生右腕の朝吹拓海投手が先発し、8安打を許したがソロ本塁打による1失点に抑え、完投で今季4勝目をマークした。

 2年生エースがエンジン全開だ。「今日は真っすぐとカーブがよかった」と緩急を使って無四球完投勝ち。8回、ソロ本塁打の1点だけに抑え込んだ。

 神村学園では背番号1で22年春季九州大会で優勝。昨秋は1年生ながら西南大との最終戦に救援登板し、4回7奪三振で2勝目を挙げ、福岡大の全勝優勝に貢献した。今季は先発の柱として開幕投手を務めるなどフル回転。「後ろに先輩投手のみなさんがいらっしゃるので精いっぱい投げることだけ考えている」と全力投球がモットー。前週の久留米大戦で4―0の今季初完封に続き、この日は完投勝利と安定感抜群だ。

 4月21日の九国大戦が雨天順延されたため、今週は6日まで3連戦が組まれている。「まずアタマの試合に勝とうと選手に話した。先制点が取れたのは大きかったし、朝吹がよく踏ん張ってくれた」と堀壮太監督。完投勝ちは3連戦に臨む投手陣に大きな恩恵になった。

 今季の目標は「チームの優勝と最多勝、防御率の個人タイトルを獲りたい」。19歳右腕がなんとも頼もしいセリフで締めくくった。 (中島 泉)

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