巨人“無敗のスガコバ”先制許す アンラッキーな安打が重なり小林がマウンドへ 阪神戦5回終了0―1

[ 2024年5月4日 19:24 ]

セ・リーグ   巨人―阪神 ( 2024年5月4日    東京D )

<巨・神>4回、菅野はノイジーに適時打を許す (撮影・西川祐介)
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 巨人の菅野智之投手(34)が4日、阪神戦(東京D)に今季5度目の先発登板。0―0の4回にノイジーに先制打を許した。菅野は5回までで84球を投げ6安打2奪三振1失点。6回のマウンドにも上がった。

 小林が4月4日の中日戦(バンテリンD)で336日ぶりスタメンマスクをかぶり、菅野と657日ぶりバッテリーを組んで復活した“スガコバ”。開幕からここまで、菅野と小林の“最強バッテリー”は4戦3勝無敗と最高の結果を残し続けている。

 この試合も3回まで危なげないピッチングでスコアボードにゼロを刻んだ「スガコバ」バッテリー。しかし、0―0で迎えた4回だった。先頭の森下に詰まらせた打球が右翼線に落ちる“アンラッキー”なポテン二塁打を許すと、大山を二飛、糸原を遊ゴロに仕留め2死三塁。ここで打席に立ったノイジーに投じた4球目、外角へのスライダーを右前にはじき返された。決して甘い球ではなかったが、ノイジーが逆らわずに好打。先頭の森下の二塁打含め丁寧に攻めた結果の先制点献上に悔しそうな表情を見せた菅野だったが、次の坂本にもどん詰まりの三安を打たれると、小林がすかさずマウンドへ。さすがの“間”で仕切り直して迎えた8番・小幡を投ゴロに打ち取り最少失点で切り抜けた。

 相手先発は菅野を師匠と崇める西勇輝。巨人打線は前日に猛打賞の坂本が2打席連続見逃し三振に倒れるなど5回まで2安打6奪三振無失点に抑えられている。

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