阪神・森下 15打席ぶり安打「当たりはどうあれ、久しぶりに1本出たことは良かった」

[ 2024年5月4日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神5ー8巨人 ( 2024年5月3日    東京D )

<巨・神> 9回2死一、二塁、阪神・森下はバットを折りながらも左前適時打を放つ(撮影・大森 寛明)
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 阪神・森下が15打席ぶりの安打で今季17打点目を叩き出し、復調気配を漂わせた。

 4点を追う9回2死、巨人の守護神・大勢から近本、中野が中前打で出塁。好機で打席を迎え、シュート気味の155キロ直球にバットを真っ二つに折られながら左前に運んだ。久々の快音に「当たりはどうあれ、久しぶりに1本出たことは良かった」と胸をなで下ろした。

 この日は大山が2本塁打を放つなど一時は2点差まで追い上げたが、8回に4番手・加治屋が2失点。敗色ムードが漂う中でも、最後まであきらめず、本塁打が出れば同点という状況まで粘った。

 若き背番号1は「最初に点差をつけられた状態からホームランで追いついていった。ジャイアンツサイドとしては明日以降、印象に残る試合だったかなと思います」と不敵につぶやき、前を向いた。

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