中日・中田 「神宮男」が意地の一発「浮いてきたボールをうまく打つことができた」

[ 2024年5月4日 06:30 ]

セ・リーグ   中日3ー5ヤクルト ( 2024年5月3日    神宮 )

<ヤ・中>8回、同点ソロを放った中日・中田(左)を出迎える立浪監督(右)ら(撮影・尾崎 有希)
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 中日の「神宮男」も意地の一発を放った。2―3の8回2死、中田が木沢の高め変化球を振り抜く左越え3号同点ソロ。痛恨のサヨナラ負けで空砲となったが、今季3本塁打は全て神宮球場という強さを発揮した。

 「浮いてきたボールをうまく打つことができた。良かった」。日本ハム、巨人時代を含めて神宮では通算36試合で11本目。3・27試合に1本は30試合以上出場している球場では最速ペースだ。目の前で神宮100号を放った村上は3・39試合に1本で、相手主砲さえも上回っている。

 相手の倍の14安打しながら、バントミスなど拙攻の連続。立浪監督は「追いつけたんで、そこからはものにしたかった」と悔やみながらも、中田の一発には「昨年まではああいうところでの一発はなかったんで」と頼もしさを口にした。
(山添 晴治)

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