侍・井端監督が視察 愛知工大の最速157キロ右腕・中村に「直球の平均アベレージが高いのが魅力」

[ 2024年5月4日 15:10 ]

中京大戦で力投する愛知工大・中村
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 侍ジャパンの井端弘和監督(48)が4日、愛知大学野球リーグの中京大―愛知工大戦(春日井)を視察した。

 愛知工大の先発・中村優斗投手(4年)は、3月に開催された日本代表の欧州代表との強化試合に選出されていた。最速157キロ右腕について、井端監督は「いいボールを投げていた。ストレートの(球速の)平均アベレージが高いのが魅力。それに頼らず変化球でもカウントが取れるのは素晴らしいと思う。いい素材であるのは間違いない」と評した。

 中村は3月7日の第2戦で関大・金丸の後に2番手として3回に登板。自己最速157キロをマークするなど安定した内容で3者凡退に抑え、堂々の侍デビューを飾っていた。

 この試合は、中日・松山、楽天・渡辺翔、西武・隅田、ロッテ・種市と計6投手の継投で2000年以降の国際試合では初の完全試合を達成。中村は「「緊張したけど、初めてこういう大観客の中で投げられて、アドレナリンも出ていたので良い投球をできた」と語っていた。

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