巨人・阿部監督 大勢が痛めたのは肩「あまり良くないのかなと」戸郷は「だらしなかったので代えました」

[ 2024年5月3日 21:45 ]

セ・リーグ   巨人8―5阪神 ( 2024年5月3日    東京D )

<巨・神>6回、戸郷に交代を告げマウンドで厳しい表情の阿部監督(撮影・沢田 明徳)
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 巨人は3日、球団創設90周年記念特別試合「長嶋茂雄DAY」として東京ドームで開催された阪神との伝統の一戦で逃げ切り勝ち。今季ワーストタイの3連敗を止めて貯金1とし、阪神のセ・リーグ貯金独占状態を打破した。

 初回に坂本、長野、小林、門脇が4者連続適時打を放って4点先取。2回には主砲・岡本和が5試合ぶりとなる5号2ランを左翼スタンド中段へ叩き込んで6―1とリードを広げ、6―4で迎えた8回には門脇の適時打で2点を追加した。

 打線が久々につながった一方で、先発右腕・戸郷は6回、中野に被弾したあとで森下、大山に連続四球を与え、代打・糸原に適時二塁打されたところで降板。6回途中3安打3失点という内容で開幕戦以来35日ぶりとなる今季2勝目(1敗)を手にしたものの、阿部慎之助監督(45)は「いや、大差があってね、四球とか。打たれていいケースだったんですけど、ちょっとだらしなかったので代えました」と苦言を呈した。

 また、8―4とセーブ機会ではない場面で9回のマウンドに送り出した守護神・大勢は2死から3連打で1失点したところで負傷交代。「どういう状況かまだ聞いていないので。まあ、自ら訴えているということはあまり良くないのかなと思います」とし、痛めた箇所は肩なのかという問いには「そうだね」と認めた。

 それでも大勢が負傷交代し、なおも2死一、三塁の場面で急きょ6番手として登板した泉は、この日、戸郷、船迫から2本塁打している4番・大山を5球で二飛に仕留め、プロ初セーブをマークした。

 泉については「もう、ナイスカバーだね。一発浴びたらというなかで素晴らしいピッチングでした」と称えていた。

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