ヤクルト・塩見 プロ7年目初サヨナラ2ラン「強い気持ちを持って打席に入った」今季初4連勝で最下位脱出

[ 2024年5月3日 18:42 ]

セ・リーグ   ヤクルト5xー3中日 ( 2024年5月3日    神宮 )

<ヤ・中>延長11回、サヨナラ2ランを放つ塩見(撮影・尾崎 有希)
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 ヤクルトの塩見泰隆外野手(30)がサヨナラ2ランを放ち、今季初の4連勝に導いた。サヨナラ弾はプロ7年目で初。サヨナラ安打は22年7月2日DeNA戦以来2度目となった。

 「自分が決めるんだという強い気持ちを持って打席に入った」。3‐3の延長11回無死一塁、中日・勝野の初球、直球を仕留めた。高く上がった打球はセンターバックスクリーンに飛び込む3号2ラン。右手を挙げてファンの大歓声に応えた。

 ヒーローインタビューでは、「僕の気持ちに負けて、たぶん甘いコースが来てくれたので、それを捉えることができた」と劇弾を振り返り、「打った瞬間はホームランかなと思ったんですけど、映像を見返したら意外と飛んでなかったので、もうちょっとトレーニングして飛ばせるように頑張りたい」と球場のファンを笑わせた。

 生還後は、仲間からウオーターシャワーで祝福を受けた。「あんまり手洗い祝福を受けてケガしちゃいけないので、そこはなんとか優しくやってもらえて良かった」と笑顔が弾けた。

 チームは今季初の4連勝で最下位脱出。延長にもつれ込んだ試合で声援を送り続けたファンに対し、「いつもいつも長い試合、本当すみません。また明日はしっかりピシッと勝てるように、チーム全員で頑張っていくので、引き続きよろしくお願いします」と感謝を口にした。

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