レッドソックス・上沢 デビュー戦「緊張した」も完ぺき2回無安打無失点「すごく素敵な経験だった」

[ 2024年5月3日 06:26 ]

インターリーグ   レッドソックス1-3ジャイアンツ ( 2024年5月2日    ボストン )

ジャイアンツ戦に登板し、メジャーデビューを飾ったレッドソックスの上沢(AP)
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 レッドソックスの上沢直之投手(30)が2日(日本時間3日)、本拠でのジャイアンツ戦に救援登板。メジャー初登板は、2回を無安打無失点、1奪三振という満点の結果を出した。

 1-3と2点差を追う8回に、上沢は5番手で登板。3者凡退で切り抜けると、続く9回も完璧に封じて無失点。勝敗などは付かなかったが、本拠のファンに鮮烈な印象を与えた。

 試合後、上沢は「すごく緊張しました。すごく素敵な経験だった。緊張しないんじゃないかと思っていたが、マウンドに上がったら不思議な感覚に陥った」と率直な感想を口にした。

 2回無失点という完璧な内容については「トリプルAでずっと言われてきたことを試合で出すことができた」と手ごたえを口にし、今後に向けても「任された役割をしっかり全うできるよう準備していきたい」と話した。

 先月28日(同29日)のカブス戦でメジャー初昇格し、ベンチ入り。出番はなかったが、1912年開場の現存最古のメジャー本拠地フェンウェイ・パークで、試合前の恒例となっているベンチでのダンスの中心に上沢がいた。ナインの手拍子に合わせて、軽快なステップを踏み腰をくねらせる。左回りに1回転して右手人さし指を突き上げると、全員が「ウェーイ!!」と絶叫。最後は笑顔でハイタッチした。

 球団公式インスタグラムも「Dance circle initiation for Naoyuki!(直之のダンスサークル入門)」とコメント付きで紹介。傘下3Aウースターから初昇格して合流した右腕の“歓迎セレモニー”で「やっぱりうれしかったが、やっとスタートラインに立ったという気持ちの方が強い」と話していた。

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