阪神のブルペンの柱 岩崎の存在感は絶大 1日の漆原の快投呼んだ“一声”とは

[ 2024年5月3日 07:00 ]

阪神・岩崎
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 【記者フリートーク】開幕から無双状態を続ける圧倒的な投球内容だけでなく、ブルペンの柱として阪神・岩崎の存在感はやはり絶大だ。

 1日広島戦(マツダ)の延長10回。マウンドに上がったのはオリックスから移籍してきた漆原。先輩左腕はマウンドへ向かう後輩に一声かけている。「ピンチになったらマツダ(スタジアム)は独特の雰囲気になると思うけど打者集中でいいからね」。漆原は公式戦に限ればマツダスタジアムでは初登板で、ここまで僅差での起用がなかった6年目右腕にとって“初めて”が2度重なる状況だった。当然ながら岩崎はそんな事情を分かっていた。「ウルシ(漆原)はああいう展開での登板も、マツダでの公式戦も初めてだったので言葉で伝えました」

 1死二塁のピンチを迎えながら矢野、会沢を武器のフォークで2者連続三振に仕留めた快投の裏には大黒柱の助言があった。
(阪神担当・遠藤 礼)

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