右腕切断手術を報告した佐野慈紀氏 「糖尿病」に関する憶測に苦言…「だから糖尿病は怖いんや!」

[ 2024年5月2日 15:52 ]

佐野慈紀氏
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 2日に右腕切断の手術が終了したことを発表した元近鉄、中日投手の佐野慈紀氏(56)が同日にSNSを更新。感染症の原因となった糖尿病に関し、正しい理解を呼びかけた。

 56歳の誕生日だった4月30日にブログを通じ、感染症により右腕を切断することになったと明かしていた佐野氏。昨年4月に「右足中指の感染」が発覚し、「重症下肢虚血 緊急の為、右足中指を切断」したことを明かしており、足は残すことができたというが、その後「心臓弁膜症」も発覚。血流が滞り、動脈硬化が激しく「一緒に戦ってくれた右腕 感動を分かち合った右腕 明日、お別れする」と、右腕を切断する決断に至ったと記していた。

 手術予定日だった1日から一夜明けた2日、「無事に」というタイトルでブログを更新し「終わりました」と手術の終了を報告した。プロで41勝を挙げた右投手が、利き腕の右腕を切断。「感動を分かち合った右腕」に感謝し、今後はリハビリを行うと報告した。

 佐野氏の手術により注目を集めた「糖尿病」。ネット上では「不摂生」など、さまざまな意見が飛び交った。

 これらの声について、佐野氏は「不摂生してない」と主張。「だから糖尿病は怖いんや!」と病気の怖さを訴え、「勝手な発言は腹が立ちます」と本音を漏らした。

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