西武 交流戦でOBの一打席対決実施 6月1日は辻発彦氏と斎藤雅樹氏 15日は鈴木健氏と野村弘樹氏

[ 2024年5月2日 13:54 ]

西武球団旗
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 西武は2日、6月1日巨人戦と同15日DeNA戦(ともにベルーナドーム)で両球団のレジェンドOBを招待し、一打席対決などのイベントを実施すると発表した。

 6月1日は、巨人OBとして斎藤雅樹氏が来場。現役時代は「ミスター完投」と呼ばれ、11試合連続完投勝利のプロ野球記録を打ち立て、エースとして君臨した。バッターボックスにはライオンズの前監督で、1993年には首位打者にも輝いた辻発彦氏(本紙評論家)が立つ。1990年、1994年の日本シリーズでも対戦した両者の真剣勝負に注目が集まる。

 6月15日のDeNA戦は1998年にチームトップの13勝を挙げて38年ぶりのリーグ優勝、日本一に貢献した野村弘樹氏が投手として登場。打者には1997年に最高出塁率のタイトルを獲得した鈴木健氏が迎え撃つ。そのほか、両球団OBとゲストMCによる試合中のトークを聞くことができる「球場副音声トーク」や、試合後には現役時代を振り返るトークショーをグラウンドで実施する。

 コメントは以下の通り

 辻発彦氏「斎藤さんとは日本シリーズで何度か対戦しましたが、今回約30年ぶりに対戦できるという事で、打てないでしょうが真剣勝負を楽しみにしています」

 斎藤雅樹氏「辻さんは当時1番バッターとして出塁率も高く、日本シリーズでは打たれた記憶の方が強かったので、今回お話をいただいたときは少しどきっとしました(笑)。一打席のみですが対戦させていただけるので、しっかり抑えられるように、当日お越しになられたファンの皆さまを楽しませることができように、そして久しぶりの投球を楽しみたいなと思います」

 鈴木健氏「3月のOB戦以来またベルーナドームのグラウンドで打者としてプレーできるのがまず非常に楽しみです。野村さんとは、2013 年にイベントで対戦してヒットを打てたので、今回も打ちたいですね!ライオンズ、そしてベイスターズファンの皆さまに楽しんでいただけるよう真剣勝負に徹します」

 野村弘樹氏「鈴木さんは同い年でかつ入団年も同じなので、当時は結構意識していましたね。1998年の日本シリーズでは 6打数2安打でしたが、三振が取れなかった記憶が強いですね。2013年のイベントでは右中間にヒットを打たれてしまったので、今回こそは抑えられるようにがんばります」

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