MLB公式サイト 前日試合を遅延させた蜂に絡め「山本由伸がDバックスに本物の厄介者の姿を見せつけた」

[ 2024年5月2日 16:00 ]

ナ・リーグ   ドジャース8―0ダイヤモンドバックス ( 2024年5月1日    フェニックス )

<Dバックス・ドジャース>6回を投げ終えベンチで笑顔のドジャース・山本(撮影・光山 貴大)
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 ドジャースの山本由伸投手(25)が1日(日本時間2日)、敵地でのダイヤモンドバックス戦に今季7度目の先発登板。自己最長タイの6回を投げ、5安打、2四球を許して3者凡退は3回の1度だったがドジャース移籍後最速の97.2マイル(約156.4キロ)の直球を軸に無失点に抑えて今季3勝目(1敗)を挙げた。これで3試合連続でクオリティースタート(6回以上、自責点3以下)を達成し、最近6試合の防御率は1.64。通算でも防御率2.91と本来の安定感を見せた。タイガースの前田健太投手(36)、カブスの今永昇太投手(30)もこの日勝利しており、日本の先発投手の同日3勝は史上初となった。

 大リーグ公式サイトは「山本、6回無失点でドジャースの素晴らしいロードトリップを締めくくる」との見出しで敵地9連戦を7勝2敗で終えた山本の好投を称えた。記事では「今話題の養蜂家と(ダイヤモンドバックスの)クリスチャン・ウォーカーのサヨナラ弾がチェイス・フィールドを賑わせてから一夜明け、ドジャースの右腕、山本由伸がDバックスに本物の厄介者の姿を見せつけた」と前日1時間55分の遅延の原因となった蜂に絡め、山本が相手打線の前に立ちはだかったことを伝えた。

 3月21日のメジャーデビュー戦となったパドレス戦は1回5失点だったが、その後の6試合は好投を続け、最近6試合では防御率1.64と好投を続けていることも指摘。「3月21日の悲惨な大リーグデビューの記憶を消し去るべく、連続無失点の珠玉の投球を続けている山本にとって、また印象的な前進だった。その日、ルーキーはソウルで3アウトしか取れず5失点を許したが、それ以降は防御率1.64」と伝えた。

 また、米CBSスポーツは「速球の球速が95.3マイル(約153.3キロ)から95.9マイル(約154.3キロ)と、シーズン平均より0.6マイルアップしたのも特筆すべきことだろう」とデータを紹介。ドジャース移籍後最速の97.2マイル(約156.4キロ)をマークした直球の平均球速が向上したことに注目していた。

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