ドジャース指揮官 山本由伸は「自信を増し続けている」3戦無失点と好相性の女房役も「素晴らしかった」

[ 2024年5月2日 14:49 ]

ナ・リーグ   ドジャース8―0ダイヤモンドバックス ( 2024年5月1日    フェニックス )

<Dバックス・ドジャース>6回を投げ終え、ロバーツ監督(左)に労われるドジャース・山本(撮影・光山 貴大)
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 ドジャースの山本由伸投手(25)が1日(日本時間2日)、敵地でのダイヤモンドバックス戦に今季7度目の先発登板。自己最長タイの6回を投げ、5安打、2四球を許して3者凡退は3回の1度だったがドジャース移籍後最速の97.2マイル(約156.4キロ)の直球を軸に無失点に抑えて今季3勝目(1敗)を挙げた。これで3試合連続でクオリティースタート(6回以上、自責点3以下)を達成し、最近6試合の防御率は1.64。通算でも防御率2.91と本来の安定感を見せた。タイガースの前田健太投手(36)、カブスの今永昇太投手(30)もこの日勝利しており、日本の先発投手の同日3勝は史上初となった。

 試合後、デーブ・ロバーツ監督は、山本の投球から見えたものについて問われると「自信だ。由伸は自信を増し続けている。自信があるから投球を完遂できるし、ストライクゾーンの速球も生きている。制球がよく、今日はカーブ、スプリットもよかった」と振り返った。

 また、この日捕手で先発したオースティン・バーンズが山本とバッテリーを組んだ試合はこれで3戦全て無失点。ウィル・スミスとバッテリーを組んだ試合は4試合で防御率5.82と差が顕著に表れている。指揮官は「オースティンが今夜はすごい仕事をし、(山本を)導いてくれた。彼はいいリズムを掴んでいた。今夜の彼は素晴らしかった」と称えた。

 また、指揮官は山本の自信はどんな形で見えているかと問われると「自信をつけた投手はリズムが安定し、ミスは小さくなる。過去2戦はミスが少なかった。ストライクゾーンに投げ、四球は減り、リズムは安定していた」と評価した。

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