日大が先勝で3連勝 3番・谷端将伍が貴重な追加点

[ 2024年4月30日 11:42 ]

東都大学野球1部春季リーグ・第3週第1日   日大2―1中大 ( 2024年4月30日    神宮 )

<日大・中大>6回、日大・谷端が適時二塁打を放つ(撮影・村上 大輔)
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 今季売り出し中の日大・谷端将伍内野手(3年=星稜)がまたしても試合を決めた。1―0の6回に適時二塁打を放ち貴重な追加点をもたらすと「高めに浮いてきたところをしっかり打てました」と笑みがこぼれた。

 さすがの集中力だった。デビューから2戦2勝だった相手先発・東恩納蒼投手(1年=沖縄尚学)の前に第2打席までは連続三振も関係ない。6回1死一、二塁で立った第3打席は、追い込まれながらも高めに浮いてきたスライダーを強振。中越え二塁打として相手右腕をKOすると「それまで打ててなかったので良かったです」と誇った。

 今季はここまで19打数7安打で打率・368。昨季まで通算0本だった本塁打3本はリーグトップとまさに覚醒の春となっている。

 チームも開幕週こそ連敗スタートとなったが、そこから3連勝と勢いに乗ってきた。「明日も自分のバットでピッチャーを援護したい」と谷端。昨年、あと一歩届かなかったリーグ制覇の鍵はこの男が握っている。

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