オリックス・宇田川 今季2登板目で回またぎも決勝打浴び敗戦投手に 本人、首脳陣ともに収穫を口に

[ 2024年4月30日 06:00 ]

パ・リーグ   オリックス0ー1日本ハム ( 2024年4月29日    エスコンF )

<日・オ>7回から登板したオリックス・宇田川(撮影・高橋 茂夫)
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 オリックス・宇田川が、両軍無得点の7回から2番手として今季2度目の登板。回をまたいだ8回に決勝打を浴び、敗戦投手となった。

 1イニング目は先頭のマルティネスをフォークで空振り三振に仕留めるなど、12球で3者凡退に。だが今季初めて回をまたいだ8回、先頭の水野を追い込みながらも2球続けてきわどいゾーンに投げ込んだ直球をボール判定され、四球に。そこから2死二塁となって郡司に初球のやや甘く入ったフォークを左前に運ばれた。

 「(先頭の四球に)きわどかったんですけど、ボールになってしまったんで。出したくないランナーだったんで、やってしまったな…ってのはありました。うまく切り替えることは出来たつもりではいたんですけど、難しいところです」

 それでも「球自体もストレートだったら7回より次の回の方が押せていたし、走っていた。思いっきり腕を振れるようになった」とつかんだ手応えもあった。昨季から引きずった右肩痛が癒え、今月21日に昇格したばかり。「今後そういうの(回またぎ)も求められてくると思うので。失敗はしましたけど、ストレートはしっかり修正できたので、そこはプラスに考えて」と前を向いた右腕に、中嶋監督も「これで明日身体が大丈夫だったら、本調子になってくる感じはある」と評していた。

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