東洋大姫路が選抜準Vの報徳学園撃破 背番号10の中島賢也が13Kで公式戦初完投

[ 2024年4月29日 17:16 ]

春季高校野球兵庫大会準々決勝   東洋大姫路5ー1報徳学園 ( 2024年4月29日    ウインク姫路 )

<報徳学園・東洋大姫路>東洋大姫路の中島(中央)は雨の中で1失点完投勝利を飾り、チームメートと喜び合う
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 東洋大姫路が今春の選抜大会で準優勝した報徳学園を破った。

 背番号10の最速145キロ右腕・中島賢也(3年)が被安打3本に抑えて公式戦初完投。9回を除く毎回の13三振を奪った。

 降りしきる雨の中、最後の打者を打ち取ると中島は力強く拳を握った。

 「長いイニングを見ずに、この回を抑えて、という感じで投げていきました。この前は阪下が完投してくれたので、自分も負けられないっていうか、チームのために何ができるかを考えた」

 27日の3回戦では2年生エースの阪下漣が姫路西を相手に3失点で完投。この日は上級生として意地を見せた。

 岡田龍生監督は「夏に向けて、どうピッチャーを複数つくっていくかっていうところ。ホンマ、代えようかな思っとったんですけど、中島がどこまでやれるかっていうのも見たかった」と、奮起した3年生をねぎらった。

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