観衆1万人超えの注目の一戦は横浜が勝利 プロ注目・椎木卿五は先制2ラン含む2安打

[ 2024年4月28日 13:59 ]

高校野球春季神奈川大会準々決勝 横浜 9―4 慶応 ( 2024年4月28日    保土ケ谷 )

<横浜・慶応>初回、先制2ランを放った横浜・椎木(撮影・村井 樹)
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 1万人以上が詰めかけた注目の一戦は横浜が勝利しベスト4入り。初回に決勝の先制2ランを放った主将・椎木卿五捕手(3年)は「自分が勝たせようと思っていたのでしっかり打てて良かったです」と汗を拭った。

 弾丸ライナーで突き刺した。初回、2死二塁から高めに浮いてきたカットボールを見逃さずに振り抜くと、打球は一直線に左翼スタンドへ。高校通算12本塁打目はチームに勢いをもたらす最高の一発となり「打った瞬間はフェンス直撃かなと思ったけど入ってくれてうれしいです」と胸を張った。

 チームは昨夏、神奈川大会決勝で慶応に敗れて甲子園出場を逃した。椎木も「3番・捕手」で出場し3打数1安打と結果を残していたが「甲子園に行かないと意味がない。今年は絶対に行きたい」。甲子園で胴上げ投手となった相手エース・小宅雅己投手(2年)ともそれ以来の対戦となり「夏は打たせられる形になってしまったがきょうはリベンジできて良かった」と笑みが浮かんだ。

 次戦は桐光学園か東海大相模の勝者で強豪との対戦が続くが「どっちが来ても自分たちの野球をしたい」と力を込めた。

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