阪神・大竹 結婚記念日の前祝い!リーグトップタイ3勝目 甲子園デーゲーム&ヤクルト戦“不敗神話”継続

[ 2024年4月28日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神5-4ヤクルト ( 2024年4月27日    甲子園 )

<神・ヤ>先発した大竹(撮影・北條 貴史)
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 “不敗神話”継続だ!阪神の先発・大竹が6回1/3を投げ、3失点でリーグトップタイの3勝目。これで甲子園デーゲームはソフトバンク時代から7試合で6勝0敗、ヤクルト戦も19年から6連勝だ。抜群の相性を誇る2つの組み合わせが勝ち星へ導いた。

 試合はどよめきから始まった。初回に先頭・塩見に投じた初球。高め直球を左翼席へ運ばれた。自身は20年8月13日オリックス戦(ペイペイ)以来、通算2本目の先頭打者被弾。チームとしては2リーグ制以降では球団最長だった連続被本塁打なしが15試合で止まった。それでも一発で目覚めた28歳は3回以降は70キロ台のスローカーブを織り交ぜるなど、12人連続アウトと右肩上がりに復調した。

 「打たれた最初のほうは真っすぐ。サンタナ選手に投げたのも速い変化球。前回と同じ感じになっていたので意識して前回以上に緩急を意識しました」

 今季イニング別で自己最多失点を喫していた“魔の6回”は無失点に抑えた。ただ、直後の7回1死からサンタナ、山田、長岡に3連打されて満塁で交代。直後もマウンド上で2番手・桐敷を待ってから降板。その思いに救援陣も応えた。試合後のヒーローインタビューでは「(桐敷には)何か贈呈したい」と感謝の気持ちを伝えた。また自ら「明日(28日)が結婚記念日」と明かし「負けなくてよかった」と笑顔。登板日には必ず自宅玄関にメッセージカードを置いてくれる最愛の妻に記念の勝利を届けた。

 「もっともっと(状態を)上げられる。こんなものじゃないと自分でも思う」

 昨季チーム最多の12勝を挙げた7年目左腕がここからさらに白星を積み重ねていく。(杉原 瑠夏)

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