ドジャース指揮官 ジャッキー・ロビンソン・デーに「レガシーや責任を改めて理解するかなりクールな伝統」

[ 2024年4月16日 12:34 ]

ナ・リーグ   ドジャース―ナショナルズ ( 2024年4月15日    ロサンゼルス )

試合前、「ジャッキー・ロビンソン・デー」について語るロバーツ監督(撮影・柳原 直之)
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 ドジャースの大谷翔平投手(29)、山本由伸投手(25)が、ジャッキー・ロビンソン・デーのセレモニーに参加した。

 試合前に、入団会見を行った本拠地のセンターフィールドプラザのジャッキー・ロビンソン像を囲んでドジャース、ナショナルズの選手、監督、コーチ、スタッフがセレモニーに出席。大谷、山本も参加した。

 この日は黒人初のメジャーリーガーの功績を称える「ジャッキー・ロビンソン・デー」で全球団の選手が背番号42を着用。大谷も「42」のユニホームで登場した。

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は「メジャーリーグでプレーすることは非常に名誉なこと。妻や子供に否定的な感情が集まっても頑張り続けた。それを体現した人物でジャッキー・ロビンソンほど適した人物はいない。ジャッキー・ロビンソン基金を通じて若者や子供たちを支援できることは素晴らしい」などと語り、ナショナルズのデーブ・マルティネス監督は「私を含めて黒人、ヒスパニックなど全ての選手たちに扉を開いてくれたことを感謝したい」などと挨拶した。

 ロバーツ監督は試合前の会見でも「今日は素晴らしい日。ナショナルズと連係してジャッキー・ロビンソンの像に集まり、我々のレガシーや責任を改めて理解する、かなりクールな伝統になっていると思う。ハリー・エドワーズを招き素晴らしい話を聞き、私の親友のレジー・スミスも来て、いくつかのエピソードを披露してくれた。選手共々本当にうれしく思う。年齢を重ねるに連れて、ジャッキーが人々に与える本当の影響や歴史、知識を理解し、それを広められることができていると感じている」と話した。

 セレモニーにはレジー・ジャクソン氏や元レッドソックス、ドジャース、巨人でもプレーしたレジー・スミスなどがゲスト参加。最後は両軍合わせて、像の前で記念撮影を行った。

 ジャッキー・ロビンソンはドジャースがロサンゼルスに移転する前の「ブルックリン・ドジャース」で1947年から1956年の10年間、黒人初のメジャーリーガーとしてプレーし、有色人種のメジャーリーグ参加の道を開いた。

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