韓国プロ野球が今季から導入の「AI審判」 中村武志氏がバッサリ「野球をダメにする」

[ 2024年4月13日 20:13 ]

中村武志氏
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 今季から韓国・起亜タイガースのバッテリーコーチに就任した中村武志氏(56)がYouTube「野球いっかん!」に出演。韓国プロ野球が導入したAI判定に警鐘を鳴らした。

 中村氏はAI判定について「野球をダメにします」とばっさり斬り捨てた。

 今季から韓国プロ野球が投球のストライク、ボールをAIが判定する自動判定システムを導入した。

 中村氏は「両サイドはそんなに違和感はないが高めを(ストライクに)取る。特に変化球」と指摘した。

 打者の頭の上から落ちてくるカーブがストライクになってしまうという。

 審判もボールだな、と思ってもAIがストライクと判定すれば「ストライク」とコールしないといけない。

 ゾーンが上がったことで韓国では審判の顔の辺りの高めで勝負する投手が増え、ファウルチップが審判の顔に当たることが多いという。

 中村氏が指導する起亜タイガースも2日で与四球19個などAI判定に悩まされているようだ。

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