大谷翔平4号 敵軍パドレス実況も脱帽「打った瞬間音で確信」「クラシックなスイング」

[ 2024年4月13日 13:08 ]

ナ・リーグ   ドジャース-パドレス ( 2024年4月12日    ロサンゼルス )

<ドジャース・パドレス>初回、ソロを放つドジャース・大谷(撮影・光山 貴大)
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 ドジャースの大谷翔平投手(29)が12日(日本時間13日)、本拠地・ロサンゼルスでのパドレス戦に「2番・DH」で先発出場。第1打席で8日のツインズ戦以来、3試合ぶりとなる4号を放ち、元ヤンキースの松井秀喜が持つ日本選手最多のメジャー通算175号本塁打に並んだ。

 山本由伸投手が初回に2ランを被弾し、2点を追う直後の攻撃。1死走者なしで第1打席を迎えると、パドレスの先発右腕マイケル・キング投手の速球を見事に捉えた。カウント1ボールからの2球目の95マイル速球を捉えた打球は、乾いた音を残してドジャースタジアムの左中間席に着弾した。打球速度107.3マイル(約181.3キロ)は今季最速、飛距離は403フィート(約122.8メートル)、打球角度は25度だった。

 この完璧なアーチに、パドレス側の実況席も脱帽。実況のドン・オルシーロ氏は「ヒデキ・マツイの日本人メジャー本塁打数に並びました」と紹介。解説の元パドレス投手のマーク・グラント氏は「打った瞬間、ボールの音で確信した」「クラシックなスイング」と敵ながらお手上げの様子だった。

 この日、元通訳で銀行詐欺容疑で訴追された水原一平容疑者(39)が、米ロサンゼルス市内にある連邦地裁に出廷していたが、強じんな精神力と人並み外れた集中力を証明した。 

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