水原一平容疑者、5月10日に罪状認否へ 保釈中にギャンブル依存症からの更生プログラムに参加

[ 2024年4月13日 06:46 ]

水原一平容疑者
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 ドジャースの大谷翔平投手(29)の元通訳で銀行詐欺容疑で訴追された水原一平容疑者(39)が、5月9日(日本時間5月10日)にロサンゼルシ市内にある連邦地裁で、罪状認否に臨むことになった。12日(同13日)に同地裁出廷し、保釈決定とともに次回期日が決まった。

 水原容疑者は、罪状認否までの約1カ月の期間にギャンブル依存症の更生プログラムを受けることになる。保釈中のため、カリフォルニア州中央地区を離れることはできず、被害者である大谷との連絡、面会なども禁止される。条件を違反した際に保釈保証金2万5000ドル(約382万5000円)を納付する義務が生じる。

 この日、法廷内に姿を現した水原容疑者は上下黒のスーツに白シャツ姿。シャツのボタンを一番上までとめ、ノーネクタイだった。黒い革靴をはいていたが、両足は金属製の足かせで拘束されていた。ほおがややこけた見た目は、韓国での試合中のベンチでの姿と同じだった。ロサンゼルスの元連邦検事で刑事弁護を専門とするマイケル・フリードマン弁護士と会話する姿は落ち着いており、特に緊張した様子もなかった。

 同容疑者が公の場に姿を見せるのは韓国での開幕戦、ドジャース―パドレス戦が行われた3月20日以来で、違法賭博問題発覚後初めて。同容疑者は同日、出廷前に法執行機関に出頭し、身柄を拘束されていた。

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