ソフトバンク・山川「感謝しているし育ててもらったことは忘れてません」古巣との初戦は大ブーイングの洗礼

[ 2024年4月12日 22:49 ]

パ・リーグ   ソフトバンク2ー1西武 ( 2024年4月12日    ベルーナD )

初回、西武ファンのブーイングを浴びながら打席に入る山川 (撮影・白鳥 佳樹)
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 西武からFA移籍したソフトバンク・山川穂高内野手が、12日の西武戦(ベルーナドーム)で大ブーイングの洗礼を浴びた。

 異様とも言える光景だった。「4番・DH」で出場。スタメン発表時や打席を迎えた際には容赦ないブーイングに球場が包まれた。
 
 初回の第1打席では、今井が初球に投じた153キロ直球がストライクとコールされると大歓声が上がった。1球ごとにブーイングが沸き起こる。スライダーに空振り三振に倒れると、再びスタンドからは勝利したかのような大歓声が上がった。

 この日は4打席で1安打3三振だったが、まだ対戦は始まったばかりだ。試合後の山川は「感謝していますし、育ててもらったことに変わりはない。そこは忘れてません。また明日も勝負はある。こっちはこっちで必死にやっていきたい。それかなと思います」。

 古巣への思いを口にするとともに、快音を響かせるべく懸命にプレーしていくことを誓っていた。

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