巨人・岡本和真が打撃3部門トップに 阿部監督、打席での集中しだいで「3冠王獲れるんじゃない?」

[ 2024年4月12日 22:17 ]

セ・リーグ   巨人9―4広島 ( 2024年4月12日    東京D )

<巨・広>4回、ソロを放つ岡本和(撮影・藤山 由理)
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 巨人の岡本和真内野手(27)が12日の広島戦(東京D)で3号ソロ。打率、本塁打、打点のセ・リーグ打撃3部門でトップに立った。

 「4番・一塁」に入り、開幕から12試合連続で先発出場。1―4で迎えた4回だった。

 2死走者なしの場面で入った第2打席。相手先発右腕・九里が1ボール2ストライクから投じた4球目、真ん中付近の143キロ直球を完璧に捉えて左翼スタンド中段に叩き込んだ。

 岡本和の本塁打は9日のヤクルト戦(鹿児島)で相手3番手右腕・エスパーダから左翼スタンドへ2号ソロして以来2試合ぶりとなる今季3号。

 2回に2号ソロを放った坂本勇人内野手(35)とは開幕2戦目となった3月30日の阪神戦(東京D)以来10試合ぶり今季2度目、通算31度目のアベックアーチとなった。

 チームは6回に一挙7点を奪って逆転勝ち。岡本和はこの日、3打数1安打1打点で、この結果、打率は試合前の.415から.409に下がったもののセ・リーグトップは変わらず、3本塁打は細川(中日)、森下(阪神)に並ぶリーグトップタイ。試合前から単独トップだった打点も2桁の10に積み上げ、打撃3部門でトップとなった。

 試合後、巨人の阿部慎之助監督(45)は岡本和について「集中した打席をつくればね、3冠王獲れるんじゃない?って僕は言っているので。それをどれだけ増やせるかというね。集中力を切らさずに打席に立てるかという、そこだけの勝負だと思います」と初の3冠王獲得にも期待していた。

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