大谷 俊足飛ばし本塁突入もアウト コレアの“神送球”に刺された 5回には7試合連続安打

[ 2024年4月12日 01:30 ]

インターリーグ   ドジャース2ー3ツインズ ( 2024年4月10日    ミネアポリス )

<ツインズ・ドジャース>7回、フリーマンの二塁打で本塁を突くも、チャレンジの結果アウトとなった大谷(撮影・光山 貴大)
Photo By スポニチ

 激走は“神送球”に阻まれた。ドジャース・大谷はツインズ戦に「2番・DH」で出場。一塁走者だった2―3の7回2死一塁、フリーマンの右翼線の当たりで一気に本塁へ。クロスプレーで一度はセーフ判定も、リプレー検証でアウト。同点とはならず、連勝も止まった。

 「送球が少しでも高かったらセーフ。残念だったが、コレアの素晴らしいプレーだった」とデーブ・ロバーツ監督。一塁から10.89秒の激走も、中継に入った遊撃手コレアの92.2マイル(約148キロ)のノーバウンド返球が上回った。ところが、コレアの妹・レイバイサンドさん(15)は大の「大谷マニア」。前日まで現地観戦していた妹からは「大谷をアウトにするなんて信じられない!」と“憤慨”メッセージが届き「“僕のために喜んでよ”って感じだけど」と苦笑いだった。

 大谷は5回に7試合連続安打となる右前打を放ち、日米通算998安打。12日(日本時間13日)からの本拠地でのパドレス3連戦で、あと1本に迫った松井秀喜と並ぶ日本選手最多175本塁打を目指す。(柳原 直之)

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年4月12日のニュース