ドジャース指揮官「本塁を狙った判断は良かった」大谷走塁を上回った“スーパー返球”コレアを称賛

[ 2024年4月11日 07:12 ]

インターリーグ   ドジャース2-3ツインズ ( 2024年4月10日    ミネアポリス )

一時セーフの判定も、本塁でタッチされてガックリの大谷と、アウトを確信した捕手のバスケス(AP)
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 ドジャースは10日(日本時間11日)、敵地でのツインズ戦に惜敗。デーブ・ロバーツ監督は7回に好返球で得点を阻止したツインズの遊撃手、カルロス・コレア内野手(29)を称えた。

 ドジャースが2-3と1点を追う7回、1死一塁から大谷がニゴロを放ち、一塁走者として塁に残った。次打者・フリーマンの右翼線への当たりで大谷が激走し本塁生還を狙ったが、中継に入ったコレアが92.2マイル(約148.3キロ)のノーバウンド返球でタッチアウトに。一度はセーフと宣告されたが、リプレー検証で判定が覆りアウトとなり同点の機会を阻まれ、1点差で競り負けた。

 ロバーツ監督は試合後、「あの中継プレーはコレアが立て直して力強いスローイングをした。我々にとっては残念だったが、本当に素晴らしいプレーだった」とコレアの“スーパー返球”を称賛した。

 続けて「もし翔平でなかったら、三塁コーチも回さなかったと思う。それらの判断を上回る素晴らしいプレーだった」と足の速い大谷でなければ、本塁は狙わなかったとし「2アウトだから、本塁を狙った判断は良かった」とした。

 ディノ・エベル三塁コーチも「翔平は足が速い。2アウトだし正しい走塁のプレーだったと思う。フェンスで少し処理がもたついていたように見えた。その時、翔平が三塁を蹴ったが、(膨らむことなく)完璧なラインを走っていたと思う」と大谷の走塁を称えた上で、コレアの返球が上回ったと脱帽した。

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