JO1川西拓実 驚異の125キロ始球式に球場騒然 岡本和グラブでワンバン苦笑い「悔しい」野球歴15年

[ 2024年4月6日 17:55 ]

セ・リーグ   巨人―DeNA ( 2024年4月6日    東京D )

<巨・D>始球式を行う川西拓実(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 JO1の川西拓実(24)が6日、巨人―DeNA(東京ドーム)の始球式に登場。約15年の野球経験を生かした投球に球場から大歓声が沸いた。

 初主演映画「バジーノイズ」が刻まれた背番25のユニホーム、カラフルなズボンを履いて登場した川西は、緊張した面持ちでマウンドに上がり、捕手・佐々木俊輔のミットめがけて全力投球。少し力んだか、ミット手前でワンバウンドも、球速表示は驚きの125キロ計測し、スタンドからどよめきと歓声が沸いた。

 悔しそうに苦笑いを浮かべた川西だったが、力強く華麗なフォームから繰り出された125キロの投球に、再度歓声が沸く中、笑顔で手を振りながら引き揚げた。

 緊張の大役を終え川西は「いや~、球速にこだわったんですけどね、125キロということで…もうちょっといけたかなという」と苦笑い。それでも夢のマウンドを経験し「まあまあまあ、頑張ったんじゃないかと思います」と振り返った。

 メンバーと練習を重ねてきたという川西。東京ドームのマウンドはライブと比べて「全然こっちの方が緊張しました」とニッコリ。「ちょっとバウンドしてしまって悔しいですね」と改めて悔しそうな表情を見せたが「岡本選手に貸していただきました」というグラブの話になると目を輝かせ「重厚感があってカッコイイです」と笑みを浮かべた。さらに捕手を務めた佐々木からは、カットボール気味になる自身の球のクセを指摘されながらも「いいピッチャーだな」と褒められたと明かし、白い歯がこぼれた。

 過去の始球式では、やり投げの村上幸史が144キロ、芸人の高岸宏行が142キロ、俳優の間宮祥太朗が139キロ、ゴールデンボンバーの樽美酒研二が135キロ、GENERATIONSの関口メンディーが132キロを計測しているが、川西も始球式史に名を刻んだ。

 川西は始球式が決定した際に「約15年野球をやってきてずっと応援してきましたし、夢見ていた舞台なので、緊張しますが全力投球で頑張りたいと思います。こうして小さい頃からあこがれていた東京ドームのマウンドに立たせていただけて身が引き締まる思いです」と意気込み。映画「バジーノイズ」での初主演が決まっている川西は「映画の大ヒットも願いながら投球します!160キロ出します。よろしくお願いします」と宣言していた。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年4月6日のニュース