育成出身のヤクルト・岩田がプロ初スタメン&初安打&初盗塁と躍動「まだまだ頑張ります」

[ 2024年4月5日 22:46 ]

セ・リーグ   ヤクルト6ー7阪神 ( 2024年4月5日    神宮 )

<ヤ・神> 3回無死、岩田は左前にプロ初安打を放つ(投手・青柳)(撮影・大森 寛明)
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 ヤクルトの岩田幸宏外野手(26)が5日の阪神戦でプロ初安打&初盗塁をマークした。3月31日に支配下登録されたばかりだが「1番・中堅」で初めてスタメンに抜てきされた。3回に先頭で相手先発・青柳の直球を左前にはじき返してプロ初安打をマークした。

 7回には無死1塁で犠打に失敗するが、1死一塁からすぐさまプロ初盗塁となる二盗を決めた。

 チームトップクラスの俊足の持ち主で、東洋大姫路からミキハウス、BC・信濃を経て21年育成ドラフト1位でヤクルトに入団した。4月2日の広島戦(マツダ)で代走としてプロ初出場を果たした。初のスタメン出場に「(言われた時は)ビックリしたけど、やるしかない」とアピールに燃えていた。

 残念ながらチームは延長10回の末に逆転負けを喫したが、緊張の中にも大歓声を浴びて1軍の舞台でプレーする喜びや、ワンプレーの重みを実感した。「それに慣れていけるように。まだまだ頑張ります」。プロ初ヒットの記念球は「さよちゃん(母親)に送ります」と笑顔をみせた。

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