阪神・森下は団体競技でこそ「生きる」男 助け合いの精神を体現できる阪神は簡単に沈まない

[ 2024年4月1日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神5ー0巨人 ( 2024年3月31日    東京D )

<巨・神>8回、3ランを放った阪神・森下(撮影・西川祐介)
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 <記者フリートーク 阪神担当・八木 勇磨>

 昨オフ、森下と「個人競技と団体競技」の違いについて語り合った。森下はゴルフやテニスなどの個人競技が苦手。「ミスや敗戦を一人で抱え込んでしまう。ゴルフも楽しむ分にはいいが、競技にするのはキツい」。メンタルトレーナーなど支えになる人の存在を理解しつつ、「団体競技」でこそ自分は生きると力説した。

 「野球も自分の失敗がいろんな人に迷惑をかけることもあるけど、誰かがカバーして、勝てば丸く収まる」

 ミスや失敗も出た開幕3連戦。それでもカバーし合った。坂本に代わった梅野が身をていし、先輩2人が喫した黒星を取り返すように才木が奮闘。最後は森下が救った。

 助け合える猛虎は、簡単には沈まない。

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