広島・大瀬良 要所で粘れず4回途中3失点も…変化球に手応え「試したかった球種でアウト取れた」

[ 2024年3月21日 05:45 ]

オープン戦   広島5-6西武 ( 2024年3月20日    ベルーナD )

<西・広>先発した大瀬良(撮影・久冨木 修)
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 広島・大瀬良が収穫と課題を手にした。オープン戦2度目の登板で、西武相手に3回0/3を4安打3失点。3四球を与えるなど球数を要し、要所で粘れなかったことを反省する一方、得意とするカットボール以外の変化球に一定の手応えを得た。

 「いろいろ試す中で抑えられたら一番良かった。いいものもあったけど、細かなコントロールなどは修正していかないといけない」

 失点した3回は、不運な2本の安打と四球で1死満塁を招き、栗山、アギラーに連続で長短適時打を許した。4回先頭・源田に四球を与え、球数が76球を数えたところで降板。確かな収穫もあった。

 立ち上がりの初回に外崎を遊ゴロ、アギラーを空振り三振に斬ったツーシームや、栗山を二ゴロに仕留めたフォーク。決め球として使えるように「試したかった球種でアウトが取れているのは良かった」と振り返った。

 「(開幕ローテーションは)安泰だと思っていないので内容、結果とも良く終われるようにやっていきたい」

 来週の調整登板で万全に仕上げ、右肘手術からの復活を期す今季の初登板に臨む。

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