阪神・佐藤輝が374日ぶりの4番で安打「追い込まれていたので、しっかり逆方向を意識していた」

[ 2024年3月21日 05:15 ]

オープン戦   阪神0-4ソフトバンク ( 2024年3月20日    ペイペイD )

<ソ・神>7回、佐藤輝は左前打を放つ(撮影・北條 貴史)
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 阪神・佐藤輝が、昨年3月12日の巨人とのオープン戦(甲子園)以来374日ぶりの4番に座り、安打を放った。

 0―3の7回、先頭で打席に立つと、カウント2―2から相手先発・東浜の外角直球を逆らわずに逆方向へ運び、左前打とした。3球で追い込まれたが、見送りとファウルで並行カウントに持ち込み、6球目を捉えた。内容も備わった一打に、納得の表情を浮かべた。

 「追い込まれていたので、しっかり逆方向を意識していた」
 この日は不動の4番である大山が、休養のため欠場。その代役を任された中で、しっかりと結果を残した。これで17日にスタメン復帰以降、3試合連続安打。その間、打率・615(13打数8安打)、1本塁打、1打点と調子を取り戻した。

 29日のシーズン開幕まで、残されたオープン戦は3試合。「大阪に戻って3試合あるので、頑張ります」と短い言葉に力を込めた。昨年、日本一を懸けて戦ったオリックスとの3連戦で、猛虎の誇る和製大砲が総仕上げに入る。

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