水原通訳 解雇前日、ド軍選手たちに告白「私はギャンブル依存症」「すべて自分の過ち」米メディア報じる

[ 2024年3月21日 10:30 ]

20日に行われたパドレスとの開幕戦。試合中に声を出す水原通訳(左)と大谷(撮影・光山 貴大)
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 FOXスポーツのアナリストで“大谷マニア”として知られるベン・バーランダー氏が21日、自身のX(旧ツイッター)を更新。ドジャースの大谷翔平投手(29)の通訳を務める水原一平氏(39)が「巨額の窃盗の疑い」で20日に球団から解雇されたと複数の米メディアが報じたことに反応した。

 「水原氏が昨夜の試合後、ドジャースのクラブハウスで演説した」と投稿。「ドジャースの広報によると、水原氏はすべて自分の過ちと認め、私はギャンブル依存症と告白した」と伝えている。

 複数の関係者から情報を得たESPNによると、水原氏は「連邦政府の調査を受けている南カリフォルニアのブックメーカー(スポーツベッティングの取扱業者)にギャンブルで借金をつくった。大谷の銀行口座から少なくとも450万ドル(約6億8000万円)が送金された」ことが発端だという。

 大谷の弁護士が所属するバーク・ブレトラー法律事務所の広報担当者は「我々は大谷翔平が大規模な窃盗の被害者であることを分かり、我々はこの問題を当局に引き渡している」と声明を出した。

 スポーツ賭博は米国内の約40州で合法だが、大谷や水原氏が拠点を置くカリフォルニア州では違法。水原氏は大谷とともに今春のアリゾナキャンプを過ごし、ドジャースナインとともに韓国・ソウルでの韓国シリーズに同行。20日の開幕戦でも大谷の取材対応で通訳を務めていた。

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