阪神・村上 どうした?自己ワースト8失点&被安打11 「もっとカウントを有利に進められていれば…」

[ 2024年3月20日 05:15 ]

オープン戦   阪神10―9ソフトバンク ( 2024年3月19日    ペイペイD )

<ソ・神>5回1死一塁、近藤(奥)に適時二塁打を浴びて8点目を失う村上(撮影・北條 貴史)
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 阪神先発の村上が序盤からソフトバンク打線に捕まった。5回92球を投げて11安打8失点。1年目の21年に記録した5失点、昨季の7安打を大きく更新する自己最多失点、安打で降板した。

 「打たれた球は甘かったり高かったりした。カウントが悪くて中に入った球が打たれたり、ゾーンで勝負しなきゃいけなくなって打たれたり。もっとカウントを有利に進められていればもっと違ったピッチングになった」

 2回は3連打で先制点を献上。無死から山川に左前打、近藤に左翼線二塁打、栗原には直球を右前適時打。なおも2死一塁では牧原大に右翼への2ランを許した。3回2死一塁では山川に左翼席へ2ラン。4回2死一、二塁でも周東に右翼線への2点適時三塁打を浴びるなど失点を重ねた。

 昨季はセ・リーグ新人王&シーズンMVPに輝いた右腕がオープン戦最後の登板で不安を残した。次回は26日のウエスタン・リーグ、オリックス戦(杉本商事BS)での調整登板が濃厚。あくまでもシーズンを見据える4年目の25歳は「シーズンじゃなくてよかった」と前を向いた。(杉原 瑠夏)

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