レイズ・上沢直之 22日登板に向け、入念投球練習「試合に向けてやりたいことがやれた」

[ 2024年3月20日 05:38 ]

ブルペンでの投球練習後、メディア対応するレイズ上沢直之(撮影・杉浦大介通信員)
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 レイズとマイナー契約を結び、招待選手としてメジャーキャンプに参加している上沢直之投手(30)が19日(日本時間20日)、フロリダ州ポートシャーロットの球団施設でブルペンで投球練習を行った。

 直球にフォーク、カーブなどを交え、42球を投球。スナイダー投手コーチらが見守る前で入念に感触を確かめ、終了後にはトラックマンの数字に見入るシーンも。この日のメニューを終え、上沢は「試合に向けてしっかりいろいろやりたいことがやれた」と充実した表情だった。

 15日(同16日)のオリオールズ戦で3三振を奪ったスプリットに、特に重点的に取り組んでおり、「シンカーを投げるようなイメージでリリースしだしたら落ち出した。データ時にはすごくいい。安定して落ちているんで、継続してやろうかなと思っています」と話した。

 21日(同22日)にチームはフィリーズと敵地クリアウォーターで対戦だが、その遠征には帯同せず、ホームで行われるマイナーのオープン戦に登板する。そこでは80球程度を投げる予定。メジャー昇格への重要な登板に向け、「しっかり結果を求めて投げたい」と意気込みを語った。(フロリダ州ポートシャーロット・杉浦大介通信員)

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