中央学院「140キロトリオ」が甲子園練習に見参

[ 2024年3月13日 19:22 ]

キャッチボールを行う中央学院のエース蔵並(撮影・北條 貴史)
Photo By スポニチ

 第96回選抜高校野球大会(18日開幕)の甲子園練習が13日、甲子園球場で始まった。コロナ禍もあって5年ぶりに復活した聖地での練習にこの日は16校が参加した。

 13日付本紙「突撃!スポニチアンパイア」で紹介した中央学院(千葉)の「140キロトリオ」も聖地で軽快な動きを見せた。
 1メートル87の上背から投げ下ろす背番「1」蔵並龍之介投手(3年)は「マウンドに立つとアドレナリンが出た。普段のグラウンドとは高まりが違う」と練習後も興奮を抑えきれない様子だった。

 「無重力ストレート」の背番「10」臼井夕馬投手(3年)は「硬さが自分好みのマウンドでした。相手の耐久高校は歴史が長い学校って聞いています。スタンドのアウェー感はヤル気になります」と自信を見せる。

 「落ちないチェンジアップ」を投げる背番「6」颯佐心汰(さっさ・ここた)内野手(3年)は「僕はピッチャーよりはショート」との気概を持つ。スポニチに紹介された魔球は「緩急でタイミングを外して空振りを取るボール」として使う。「でも、僕が投げるときはチームがピンチの時なので」と出番が少ないことを祈っていた。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年3月13日のニュース