阪神・岡田監督 NPBに続き大リーグでも「ブロッキングベース」導入に「当たり前のことやん」

[ 2024年3月13日 05:15 ]

室内練習場から引き揚げる阪神・岡田監督(撮影・岸 良祐)
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 阪神の岡田監督が、日本野球機構(NPB)に続いて大リーグでも採用が決まった「ブロッキングベース」について言及した。

 日本では昨年8月18日のDeNA戦(横浜)で熊谷の二盗の際、遊撃手の京田に二塁ベースをふさがれたことを岡田監督が抗議したのをきっかけに検討が始まり、9月5日から適用。米国で今季から採用が決まったことを問われると、日本では16年に本塁でのクロスプレーに採用された「コリジョンルール」を挙げ「アレをやるんやったら、あの時でも決めとかなアカンわな。(採用は)普通と思うよ。当たり前のことやん」と訴えた。

 野手が本塁以外のベースをふさいだ場合、不可抗力でもタイミングを見てセーフとするこのルール。「クロスプレーは(二塁の方が)多いよ。ホームはそこまでクロスプレーになるっていうのは少ないよ。そら、盗塁のクロス(プレー)の方が多いよ」。二塁などでの危険な併殺崩しのスライディングも17年から禁止となっていただけに、異例の日本からの逆輸入となった“岡田ルール”にも「いや、何も驚きとか、そんなんないけど。アメリカでも決まってなかったんやなあと思ったよ」と冷静に話した。

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