ソフトB柳田に“秘策”1番起用あり!? 18年以来のスタメン1番で電光石火の朗希撃ち

[ 2024年3月11日 06:00 ]

オープン戦   ソフトバンク1―1ロッテ ( 2024年3月10日    ZOZOマリン )

<ロ・ソ>初回、柳田は二塁打を放つ(投手は佐々木)(撮影・西尾 大助)
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 主砲の“1番オプション”もある!?ソフトバンクの柳田悠岐外野手が10日、ロッテとのオープン戦に「1番・右翼」でスタメン出場した。

 難敵・佐々木とのマッチアップ。初球の156キロ直球を捉えた。右中間を破る二塁打を放ち「何番でも正直出られればいいです。甘いところに来たので、しっかり前に飛ばすことができて良かったです」と話した。

 「1番・柳田」といえば、故障から電撃復帰した17年のポストシーズンで繰り出された“秘策”。直近では18年の7月に天敵だった日本ハム・上沢(現レイズ)を攻略するために起用されている。

 今季も可能性はあるのか。この日の打順を組んだ村松打撃コーチは最終的に小久保監督が決めることと前置きした上で「投手に1番から気を使わせたいというのもある。(柳田が1番でも)クリーンアップにいい選手がいるので」と説明した。

 佐々木のような難敵が相手の場合、立ち上がりをどう攻めるかが攻略の鍵となる。初回は得点には結びつかなかったが、1死三塁の好機をつくった。山川とウォーカーの加入で打線の厚みは増しており、柳田の出塁から一気に畳みかけることができるかもしれない。

 小久保監督によると基本方針としては大きく打順をいじることはないようだ。いざという時の“奥の手”となるか――。

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