甲子園に4万1129人！阪神が主催OP戦での球団最多観衆を更新

オープン戦   阪神―巨人 （ 2024年3月10日    甲子園 ）

オープン戦＜神・巨＞阪神の先発・岡留（撮影・西川祐介）
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　阪神は10日の巨人戦（甲子園）で観衆4万1129人を集め、実数発表になった2005年以降のオープン戦では球団最多を更新した。過去最多は10年3月14日の巨人戦（甲子園）での3万2741人。午後0時30分の段階で当日券が完売し、初めて4万人の大台を突破した。

　
　3月29日の開幕戦（東京ドーム）で激突する巨人を今年初めて本拠地に迎える「開幕前哨戦」という要素に加え、試合前には昨季日本一の余韻に浸る「チャンピオンリング贈呈式」、ドラフト1位・下村海翔投手（21＝青学大）らの「新入団選手紹介」のセレモニーが重なり、前売り段階から異例の好調だった。他にも開幕前では最後の甲子園球場でのオープン戦、晴天の日曜日デーゲームなど、大観衆を集める好条件がそろっていた。

　今春オープン戦は2月23日の巨人戦（那覇）から始まり、前日8日のヤクルト戦（甲子園）まで「開幕8戦8敗」。記録が残る1965年以降では14年の開幕7連敗（1分けを含む）を超えて球団ワーストを更新中でも、昨季18年ぶりリーグ優勝＆38年ぶり日本一を達成したことによるファンの熱気と期待感に陰りはない。