カブス開幕投手は昨季16勝のスティールに決定　指揮官が明言　今永も開幕ローテ入りと米報道

カブスのジャスティン・スティール（AP）
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　カブスの開幕投手が左腕のジャスティン・スティール投手（28）に決まった。9日（日本時間10日）、米メディアが報じた。スティールにとってはキャリア初の大役となる。

　スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」は、カブスのクレイグ・カウンセル監督がスティールを呼び、開幕投手を告げた報道した。

　スティールは14年のMLBドラフト5巡目（全体139位）で指名され、プロ入り。ただ、17年には左肘のトミー・ジョン手術を行うなど多くのケガに悩まされ、メジャーデビューは21年だった。

　それでも22年に本格的に先発転向し、昨季は30試合で16勝5敗、防御率3・06と好成績をマーク。球宴にも初選出された。

　同サイトはカブスの先発ローテーションについて、スティールのほか、20～22年まで3年連続開幕投手を務めたヘンドリックス、ジェームソン・タイヨン、今永昇太が確定。残り1枠をジョーダン・ウィックスやヘーデン・ウェスネスキらが争うとした。

　カブスは28日（同29日）に昨季、世界一に輝いたレンジャーズと開幕戦でいきなりぶつかる。