大谷翔平 レッズ戦は元日本ハム・マルティネスの前に2打席凡退で雨天中止 次戦出場は11日Dバックス戦

[ 2024年3月9日 11:26 ]

<ドジャース・レッズ>初回、左飛に倒れる大谷(撮影・白鳥 佳樹)
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 ドジャースの大谷翔平投手(29)が8日(日本時間9日)、米アリゾナ州グレンデールで行われるレッズ戦に「2番・DH」で出場した。過去に日本ハム、ソフトバンクでもプレーした経験のあるニック・マルティネス投手(33)に2打席凡退。試合途中から降り出した雨が強まり、5回表終了時で試合が中断し、そのまま試合中止となった。

 初回はマルティネスの速球をはじき返して左翼へ大きな飛球を放ったが、惜しくもフェンス手前で失速。左飛に終わった。第2打席は2球であっさりと追い込まれると、3球目のチェンジアップに泳がされ、力ない左飛に打ち取られた。

 大谷はオープン戦過去5試合で12打数7安打6打点と絶好調。5日の古巣エンゼルス戦こそ3打数無安打と快音がなかったが、それ以外の4試合では全て安打と打点を記録するなど開幕に向けて好調をキープしていたが、この日は2試合ぶりの無安打となった。

 このオフに右肘手術を行ったが、大谷は「リハビリはもう終わってますね」と明言。「あとはどれくらいクオリティーを上げていけるか。結果どうのこうのではなく、しっかりと見えているか、振れているか、いいタイミングで待てているかどうかが一番大事だと思います」と話している。

 試合後、デーブ・ロバーツ監督が大谷の起用法を説明。「翔平は明日プレーしないと思う。彼は日曜日にプレーすると思う。天気も協力してくれるはずで、日曜には少なくとも彼は3打席打てるだろう」と、9日(同10日)のレンジャーズ戦は欠場し、10日(同11日)のダイヤモンドバックス戦で3打席立たせる方針を示した。今後はキャンプ地・グレンデールで開催される試合で、より多くの打席に立ち、14日(同15日)の渡韓に備える。

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