初出場の耐久は中央学院と初陣 赤山主将「1点でも粘って耐えて…」 1852年創立の超伝統校

[ 2024年3月9日 04:45 ]

組み合わせが決まりポーズする耐久・赤山主将(左)と中央学院・中村主将 (撮影・亀井 直樹)
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 春夏通じて初出場の耐久の相手は、中央学院に決まった。

 井原正善監督は「中央学院さんがどんなチームかというより、自分たちの野球をすればいい」と話した。その「自分たちの野球」について、赤山侑斗主将(3年)は「1点でも粘って耐えて勝利につなげる」と説明。聖地でも校名通りの“耐久野球”を心がける。

 3日の智弁和歌山(和歌山)との練習試合は5―12と完敗。エース冷水(しみず)孝輔(3年)が6回12失点と精彩を欠いた。ただ体調不良が癒えたばかりの登板だったこともあり「あの試合が底。日程が決まったので、あとは調子を上げていくだけ」と井原監督は心配していない。

 1852年、ペリー来航より早く創立された耐久が、甲子園初陣で新しい歴史を刻む。 (千田 篤史)

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