広陵 「木」を見るに敏! 木製バット使用の可能性に、中井監督「バットを強く振り切れる選手なら…」

[ 2024年3月9日 04:45 ]

組み合わせが決まり握手する広陵・只石主将(左)と高知・川村主将 (撮影・亀井 直樹)
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 昨秋中国王者の広陵は、同四国王者の高知と第4日第2試合で対戦する。

 昨春選抜4強からの雪辱へ、秘策は「木」だ。「4番・捕手」を担う只石貫太(3年)らが、今春の対外試合では金属バットではなく木製バットを使用。中井哲之監督は「残りの練習試合でも、木のバットも使わせてみて、(使うバットは)選手の意思で決めさせたい。木はしなりが使える。バットを強く振り切れる選手なら(木製でもいい)」と木製の使用を検討していることを明かした。

 今大会から低反発の新基準金属バットに完全移行。8日の「キャプテントーク」では、「木製バットを使用する可能性があるか」との問いに挙手した高校はなかった。

 つまり広陵が唯一、木製を使用する可能性がある。只石は「問題なく打てるのであれば木製でもいいかなと思っています」と話した。

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