元楽天・安楽 メキシコ球団と契約 パワハラ行為を謝罪「コミュニケーションのつもり」

[ 2024年3月6日 04:30 ]

安楽
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 後輩選手へのパワーハラスメント(パワハラ)行為で昨季限りで楽天を退団した安楽智大投手(27)が5日、代理人弁護士を通じて退団後初めてコメントを発表。メキシカンリーグのメキシコシティー・レッドデビルズと契約したことを明かし、自身のパワハラ行為も謝罪した。

 安楽は「改めてお詫(わ)び申し上げます」と当該選手、チームメート、ファンらに謝罪。「私は当該選手を含め後輩のことが大好きで、決していじめようと思ってしたことは一度もありません。私なりのコミュニケーションのつもりでやっていたことでしたが、受け取る側の気持ちを十分に考えられておらず、行動が誤っていたこと、認識が甘かったことを痛感しております」と反省の言葉を述べた。

 現役引退も考えたが周囲やファンの激励で現役続行を決意。招待選手でキャンプに参加していたレッドデビルズでは「全てに感謝し、もう一度野球と向き合い、全力で精進してまいります」とした。談話では最後に「私の家族や身内に対する嫌がらせ、誹謗(ひぼう)中傷等はどうかやめていただきますようお願い致します」と結んだ。

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