大谷翔平 3打席2四球に地元メディア“四球アラート”発令「彼が歩くのを見慣れてください」

[ 2024年3月2日 12:54 ]

<ドジャース・ガーディアンズ>5回、四球で出塁する大谷 (撮影・白鳥 佳樹)
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 ドジャースの大谷翔平投手(29)が1日(日本時間2日)、アリゾナ州グレンデールでのガーディアンズとのオープン戦に「2番・DH」で先発出場した。結婚公表後、初のオープン戦出場となった第2打席で先制の右前適時打を放つなど、3打席で1安打2四球と新たなスタートを切った。

 第1打席に向かう大谷にスタンドのファンも万雷の拍手で祝福。スタンドの多数のファンが大谷にスマートフォンのカメラを向けて打席に注目する中、その中で大谷がフルカウントから四球を選んだ。

 第2打席は3回1死二塁。昨季巨人に所属して開幕投手も務めた右腕ビーディの内角の95マイル(約153キロ)ツーシームを引っ張り込むと、二塁手のグラブをはじいて右前へ転がり、二塁走者が先制のホームを踏んだ。二塁手のグラブをはじく当たりだったが、球場内では右前適時打とアナウンスされた。

 第3打席もビーディとの対戦。フルカウントまで持ち込むとしっかりボール球を見極め、一塁へ歩いた。大谷が一塁へ到達すると代走を送られて途中交代。大谷がベンチに退くと、スタンドのファンから大きな歓声が上がった。

 大谷はドジャース移籍後2試合に出場し、これで通算4打数2安打3打点。強打者の証明であるOPS(出塁率+長打率)は1.917だ。これで2試合連続打点をマークし、ドジャース打線の中核としての存在感を示した。

 この試合で2四球を選んだ大谷について、地元メディア「ドジャース・ネーション」は公式Xに「ドジャースファンのみなさん、彼が歩くのを見慣れてください。彼は今年“たくさん”歩くでしょう」とファンに向けて大谷の四球アラートを発令していた。

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